ピッチャーをしている野球選手なら誰でも課題や悩みを抱えています。
そしてその種類は多岐に渡り、球速を上げたい・コントロールを良くしたい・長いイニングを投げたい…と、さまざまです。
今回の記事ではそんなピッチャーの課題解決の手助けになる≪ピッチング練習用品≫をご紹介します。
2024年10月18日更新
目次 |
ピッチャーの課題 |
課題ごとの練習 |
良いフォームで投げたい |
球速を上げたい |
コントロールを良くしたい |
良いフォームをつくるための練習用品 |
FSLP-18|スローイングパートナー |
FAP-720BL|シャドースロー |
FSIR-5040|シャドーインナーロッド |
FVL-2007|ベクトルライン |
FRSM-3370|リリーススマッシュ |
まとめ |
ピッチャーの課題
学童野球に限らずピッチャーをする選手、する可能性のある選手にはさまざまな課題があります。
例えば…
「ストライクがなかなか入らない」「速いボールが投げられない」「調子の波が激しい」「長いイニングを投げられない」「バント処理やフィールディングが苦手」「変化球が投げられない」
ザッと挙げただけでもその悩みや課題は盛りだくさんです。
その中から特に悩む選手が多い課題を3つ取り上げ、その解決のために役立つ練習&練習用品をご紹介します!
課題ごとの練習
過去のブログ記事でも記載していますが、『こうなりたい』だから『この練習をする』という目的を明確にすることが重要です。
・良いフォームで投げたい
・球速を上げたい
・コントロールを良くしたい
この3つについて考えていきましょう。
良いフォームで投げたい
良いフォームを身に付けることが、怪我防止に直結します。
特に肩肘に負担がかかるフォームで投げ続けてしまうと、選手生命に大きく関わる怪我に繋がりかねません。
学童球児のうちから、良いフォーム・正しいフォームを身に付けましょう。
≪ 練習の例 ≫
シャドーピッチング・キャッチボール・ネットスロー・近距離スロー等
球速を上げたい
ピッチャーなら誰しもが速い球でバッターをねじ伏せて三振をとりたいですよね。
しかし、力任せに腕を振っても150キロのボールが投げられるわけではありません。
速い球を投げるためには、全身の筋力や体幹の強さ、下半身と上半身の連動性など、さまざまな要素が必要です。
≪ 練習の例 ≫
筋力トレーニング・走り込み・プルダウンと呼ばれる助走し勢いをつけた全力投球等
コントロールを良くしたい
選手起用をするチーム側の課題としても、コントロールが良く試合を作れるピッチャー育成は重要課題です。
フォアボールやデッドボールが少なく、テンポよくストライクが取れるコントロールを身に付けられれば、活躍の場も広がります。
また、キャッチャーの構えたところに高さやコースの投げ分けができれば、球速が飛び抜けて速くなくても、バッターを抑えることができます。
≪ 練習の例 ≫
打者を立たせたピッチング・ターゲットや目印へのピッチング等
\注目/
良いフォームをつくるための練習用品
フォームづくりに効果的なピッチング練習用品をご紹介します。
省スペースで自宅内でも使用可能なものもあり、野球教室の指導でも実際に使われているものもあります。
履正社高校女子硬式野球部橘田監督による野球教室の様子
FSLP-18|スローイングパートナー
直径約18cmの柔らかいボールを、肩・手首・耳で挟むことで、自然と肘が上がるトップの形が身に付きます。
肘が下がってしまう・頭と手が離れて投げてしまう選手にオススメです。
FAP-720BL|シャドースロー
シャドーピッチングというとタオル等を使うことが主流ですが、この手袋状の中にボールを入れることで、家の中でもボールを投げるシャドーピッチングが可能です。
屋外でなかなかボールを投げる環境がない選手にオススメです。
FSIR-5040|シャドーインナーロッド
こちらもシャドーピッチングで使用する商品ですが、先端が重くなっていて棒自体がしなるので、体全体を使って腕をしならせて投げるフォームづくりができます。
腕に力が入りすぎてしまう選手や、体の力をボールに伝えられない選手にオススメです。
ベクトルライン|FVL-2007
投げる方向へ真っすぐ体重移動をする目安や歩幅の目印にして、キャッチャー方向へ力強いボールを投げる練習が可能です。
体が開いてしまったり、インステップしてしまったり、真っすぐキャッチャー方向に体重移動ができない選手にオススメです。
リリーススマッシュ|FRSM-3370
投球動作の中でもリリースの練習に特化したアイテムです。
バネ内蔵でボールのついた先端が伸びることで、力の入れるべき位置や投球動作の確認が可能です。
球速を上げるための練習用品
コントロールを良くするための練習用品
まとめ
今回は、正しい投球フォームを身に付けるためのピッチング練習用品をご紹介させていただきました。
先述したようにピッチャーの課題や悩みは、選手それぞれにあり、その内容も多岐にわたります。
1つや2つの練習用品ですべてを解決することは難しいですが、『こうなりたい』だから『この練習をする』という目的を明確にしてコツコツ取り組んでいきましょう。